前　美穂
白山市出身

私は，身の回りや社会に直結している分野であることに惹かれて本コースに進みました。先輩たちは，化学系の企業において実践力を備えたエンジニアや研究者として活躍しており，そうした能力が鍛えられるのも本コースの利点だと思います。また，女子学生が全体の約３割を占め，女子学生にも人気があるコースともいえます。３年間で最も心に残る授業は，巨大な蒸留塔の設計です。コスト等を考慮しながら混合液体を分離する装置を考案するという課題で，最初は途方にくれました。しかし，設計書ができた時の達成感は化学工学の醍醐味でした！いまは，二酸化炭素を原料としたプラスチックを使って，新規複合材料を作成する研究を始めたところで，大学院修士も含め３年間で進めていく予定です。将来は，研究職に就きたいと思っています。

渡邉　至
山形県出身

物質循環工学コースは、3年次までは化学工学を中心に学び、4年次からは研究室に所属して卒業研究を行います。
化学工学は、化学の知識を利用してモノづくりをする学問で、生活のあらゆる面においてその技術が応用されています。
本コースの特徴は、化学系の企業において必要とされる能力を鍛えられるということで、先輩たちはそうした能力を備えたエンジニアや研究者として活躍しています。
私は現在、高分子材料物性研究室に所属し、ポリエチレンが熱により収縮する性質についての研究を始めたところで、大学院修士も含めた3年間で進めていく予定です。